三光丸といってもご存じない方も多いでしょう、しかし胃腸障害に悩む方々の間では健胃といえば三光丸といわれるほど知られた和漢薬です。その歴史は古く、鎌倉時代後期、元応年間にまでさかのぼります。胃痛、胸やけ、二日酔いなど幅広い胃腸疾患に効果をあらわし、医療なき次回の身近な民間治療薬として670年の長きにわたって多くの方々にご愛用いただいてまいりました。
”三光”とは太陽、月、星これら三つの象徴。宇宙でただひとつ効く薬という意味で、後醍醐天皇より名付けられた由緒正しき、古今の名薬です。
私たちの身体には、持って生まれた自然の治癒力が備わっています。少し位、徹夜をしたり、飲みすぎ、食べすぎなど無茶をしてもいつのまにか自然に治ってしまうのは、この自然治癒力のおかげといえます。”病気”というのは、体のどこかに故障があるか慢性的な疲労がたたっているかで、本来、持っている自然の治癒力が働かない状態です。和漢薬はこの体の不正常な状態を自然界にある植物や動物、鉱物など自然物が持っているすぐれた薬効を利用して、バランスの取れた正常な状態に戻すことを本来の治療の目的としています。単に病気を治療するだけでなく、病気にかからない強い体質へと変えていく洋薬=新薬にはない魅力で、健康法の一環としても最近とみに注目を集めています。
和漢薬は、自然物そのものを薬物として利用する生薬配合のおクスリです。生薬は、自然の天産物そのものですから、産地や採取時期、保管などによってその品質にも違いが出てきます。優良な生薬は、原料の良し悪しで決まるといえるでしょう。三光丸は、この原料の吟味にはとくに力をそそいでいます。茎や根のついた原生薬のまま、直接原産地から輸入したり、自家栽培園を持ったり、摂氏5度以下で保管しているのは当社の品質を重視する姿勢の表れです、厳選されたセンブリ、オウバク、ケイヒ、カンゾウ、薬用炭の5種類の生薬が渾然一体となってすばらしい薬効をつくり出しています。
和漢薬三光丸の最もすぐれた特質−それは配合されている5つの生薬の相互作用”複数の妙”にあります。たとえばセンブリには消化吸収を助ける成分、ケイヒには神経の緊張を解きほぐす成分というように、主な効果をあらわす有効成分のほか、さまざまな副成分が含まれています。これらが組み合わせられることにより、相乗効果を期待したり主薬の効果を高めたり、副作用を抑えたりするのです。
三光丸が各種の胃腸疾患に幅広い効き目があるのはこの相乗効果によるものです。
慢性的な胃腸疾患は、一朝一夕に治るものではありません。毎食、規則正しく胃腸薬を服用し食事療法の併用によって少しずつ確実に、長期にわたって健康体に改善してゆく性質のものです。このように連用性高いおクスリですから、副作用の如何は非常に重要となってきます。その点、和漢薬三光丸は自然の生薬だけを原料にしてつくられており、生薬の相互作用により副作用をもつ成分も抑えられますで、妊婦や幼児の方でも安心して服用できます。また三光丸は、服用時や時間で調節することにより、色々な方のさまざまな症状に効果をあらわします。服用に際しては胃腸の症状や体質にあわせてお選びください。
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御種人参は数千年前から広く用いられ、文献上の記録では漢の時代に書かれた中国最古の本草書である”神農本草経”の上品の項や、同じく漢の時代に史遊が書いた”急就章”にも、人参の名が見られます。
御種人参は元来、中国と朝鮮半島の境に位置する深山である長白山に自生していたものですが、乱獲の為に資源は枯渇し、栄の時代から人工栽培が始められ現在に至っています。
中国国家医薬管理局の厳重な管理の下で無農薬有機栽培された「6年根」を使っています。収穫した6年根は公司の工場で伝統の技術を最新の設備と品質管理により、原形のまま蒸し上げて”紅参(コウジン)”と呼ばれる生薬になります。その紅参より抽出したエキスを濃縮して飲みやすい錠剤にしたのが末広御種人参エキス錠です。
次の場合の滋養強壮:虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症、発育期

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